外食派にとっては不要?二口コンロ(三口コンロ)

注目する人が意外に多いコンロの数

賃貸物件によっては台所にコンロが備え付けられている場合もあります。注目する人が意外に多いのがこのコンロの口数です。例えば台所スペースがコンパクトならコンロは一口タイプが一般的です。一口の場合は鍋を1つしか置けないので、同時に2つの鍋で調理を行うことはできません。この料理に鍋を使ってから次の料理、というように1つ1つ調理しなければならないため、完成まで時間も手間も多くかかります。しかし、二口や三口なら一気に複数個の鍋を設置できるため、数品を同時進行で調理するなども可能です。コンロの口数によって調理の効率は大きく異なると言えます。日常的に自炊を行っているなど、料理を頻繁にする人にとっては複数口のコンロは魅力的な設備でしょう。

外食派にとってはコンロの口数の重要度は低い

調理時間を削減できるという大きなメリットがある複数口のコンロですが、外食派など普段あまり料理をしない人にとってはそれほど魅力的には映らないかもしれません。料理以外でコンロを使用するシーンとして考えられるのは、お茶をいれたりカップ麺を作ったりするためお湯を沸かすという場面です。しかし、一気に二口のコンロで沸かさなければならないほど大量のお湯が必要な機会はほとんどないでしょう。料理に使用しないならコンロは一口あればまず事足りると考えられます。また、コンロの口数が多ければその分台所のスペースも少し広がります。より部屋を広く使用したい人なら、コンロの口数を減らしてでも台所以外のスペースを広くとりたいと思う可能性もあります。